人権学習講座を実施しました。
性的マイノリティを題材にした「バースデイ」という啓発DVDを見て学ぶ講座でした。
地域の方からのお申込みとサークル関係者が集まりました。
近年になってようやく、性の多様性について理解が広がり始めたのではないでしょうか。
「LGBTQ+」といった性のあり方を示した用語が身近になったのも、ごく最近のことです。
今回の啓発DVDは、短い時間にギュッと分かりやすくしたものですが、映像作品としても素晴らしいと思います。事前に鑑賞した際には公民館でひとり、泣きそうになりました。
俳優の鈴木砂羽さんも出演されています。
参加者の中には「見たいと思っていた作品だったので来ました」という方もいました。
「バースデイ」では、生まれ持った肉体的性と心の性が違う人への理解が主な内容でしたが、性の多様性は他にも、「社会で期待される役割」もあります。
「女は家庭を守り、男は外で働く」
「女の子は“ワタシ”、男の子は“ボク”」
「女の子はスカート、男の子はスラックス」
「女のくせに」「男のくせに」と言うこと、思うことがナンセンスだということに気付くことが大切なのではないでしょうか。
一人一人が気づけば、お互いを思いやることができるはず。
愛宕校区人権尊重推進協議会のモットーは、「お互いが尊重される地域づくり」です。